ねこちゃんの予防獣医学

混合ワクチンについて

 猫に接種する基本的なワクチンは、ネコヘルペス、カリシウイルスを含む3種ワクチンが基本になります。これらはネコカゼと言われ鼻汁、くしゃみ、目ヤニ、口内炎を起こします。抵抗力が落ちてくると食欲不振につながる怖い症状です。

ワンちゃん同様老齢猫の方が抵抗力も落ちるため年に1度の追加接種は特に重要です。


ノミ、ダニについて

 わんちゃんと同様に皮膚炎を起こすだけでなく、様々な病原体を媒介します。また人にも皮膚炎を起こし、伝染病も媒介します。外や住居環境にも住みつき冬も繁殖しています。 予防薬には繁殖予防、成虫駆除の効果があります。成虫駆除薬は、猫の皮膚に直接つけますが体内に吸収されないため、副作用も少なくなっています。 早めの予防が皮膚炎の防止に役立ちます。


腎不全について

 腎不全は、腎臓の機能が徐々に低下し、機能不全におちいった状態のことです。猫の死因の上位にあげられる病気で、年齢に関係なく発症しますが、7歳ぐらいから増加し、10歳以上になると急増します。

腎臓の組織は一度壊れると治療をしても元には戻りません。慢性腎不全は治る病気ではありませんが、治療によって病気の進行を遅らせ、辛い症状を取り除くことができます。そのためには早期発見・早期治療が非常に大事です。
病気がかなり進行してからでないと症状が出にくいため、健康診断などで定期的に検査をすることが早期発見・早期治療につながります。

猫の慢性腎不全についてのページで詳しく解説しています。

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