腫瘍治療

腫瘍に対する治療法には、1.外科療法、2.放射線療法、3.化学療法、4.免疫療法などがあり、現在のところがんに対する治療効果もこの順番にほぼ準じています。

それぞれの治療法にも利点・欠点があります。また、腫瘍の種類によって効果のある治療法が異なってきます。腫瘍の種類や進行度に応じて様々な治療法をご提案致します。


主に下記の3つの治療が腫瘍治療の3本柱になります。

1. 外科療法

手術によって腫瘍を摘出する方法になります。腫瘍の根治を目指すために第一に考慮する治療法です。根治ができなくても症状を緩和し、苦痛を軽減できることもあります。

2. 放射線療法

高エネルギーX線治療装置を用いて治療する方法です。 外科療法に次いで効果的な悪性腫瘍の治療法です。 外科療法が困難な場合・外科療法で不完全切除だった場合・抗癌剤の効果が期待できない場合など放射線療法が適切と判断した場合は、放射線治療装置の設備のある高度医療施設にご紹介いたします。

3. 化学療法(抗がん剤)

抗がん剤を使用し、治療する方法です。 抗癌剤の効果が期待できるがん(リンパ腫などは通常化学療法が治療の第一選択になります)の場合・外科療法で不完全切除だった場合・術後の病理組織検査でがんの脈管内浸潤がみられた場合などにご提示します。 当院では常時数種類の抗がん剤を用意しており、腫瘍の種類によって使用する抗癌剤を選んでいます。


※治療法は様々なオプションがあります。また、高齢動物が多い腫瘍治療は状態の変化により様々な場面で治療選択の再考も強いられます。その時々の状況にあわせて相談しながらの選択になります。
どのような病気も同じですが、飼い主様の協力なしに治療の成功はありません。些細なことでも構いませんので質問して下さい。できる限りの対応を致します。